BMW技術の活用

畜産におけるBMW技術の活用

BMW技術 畜産環境改善システム

畜産分野では飲水改善、尿処理、堆肥処理、生物活性水の4つのプラントをひとつのシステムとし、環境改善を行います。

飲水改善プラントだけを導入するなどシステムの一部を導入している場合もありますが、ひとつのシステムとして導入されている方がより効果を得られます。

①  飲水改善

動物の腸内細菌が本来のバランスを取り戻して活性化 するため、飼料の吸収が良くなります。また、沢水に似た生き物を育む水を体内に取り入れ ることで、動物の健康状態がよくなり、糞の悪臭も減少します。

②  尿処理

圃場散布用の液肥か河川放流を前提とするレベルまで浄化します。

③  生物活性水

飲水改善プラントへの希釈添加、畜舎への細霧、発酵飼料への少量添加、堆肥製造の際の発酵促進に活用し、動物の健康条件の改善を図ることが可能となり、悪臭やハエの発生 の抑制も可能となる。

④  堆肥化施設

生物活性水を散布することで発酵促進を図り、出来上がった堆肥は畜舎に敷くことで 悪臭の防止や畜舎の微生物バランスを整えることができる。

養豚へのBMWシステム導入で期待される効果

養豚へのBMWシステム導入で
期待される効果

BMWシステムを導入することで、豚の腸内細菌活動を高め、また畜舎内に有用な微生物群をバランス良く生息させます。今までにBMW技術を導入された会員農家の方からの報告によれば、期待される効果としては以下のようなものがあげられています。

1)子豚の大腸菌性の下痢など病気の減少 

2)病気が少なくとりわけ消化器系と肝臓が良質になる。

3)悪臭の軽減 

4)ハエの発生の抑制 

5)肉質が良くなり豚肉特有の匂いがしない 

6)脂肪の融点が上がり美味しくなる 

7)育成率の向上 

8)オーエスキー病が入って一時的に消毒を行ったが悪臭の発生など豚舎がおかしくなってしまい、半年後消毒を止め生物活性水の飲水投与の徹底、豚舎への散布の徹底を行ったところワクチンの効果が出ていると言うこともあり、家畜保健所の定期採血検査でも野外株がほとんど動いておらず良い状態であるとの評価を得ている。

養鶏におけるBMW技術導入により期待される効果

養鶏におけるBMW技術導入により
期待される効果

BMWシステムの目的は環境整備です。鶏の体内の水を生き物を育む水に変え、かつ腸内細菌や鶏舎内の微生物バランスを整える、つまり有用な微生物群をバランス良く棲息させることにあります。これまでシステムを導入された会員の方からの報告によると、期待される効果として以下のようなことがあげられます。

採卵鶏の場合

1)悪臭の軽減
2)ハエの発生の抑制
3)消化器官や内臓が健全になる
4)コクシジウムをはじめ病気にかかりにくい
5)育成率の向上
6)エサの吸収力が高まり、飼料要求率が向上
7)破卵率の低下
8)産卵率の向上
9)卵の品質の向上 

ブロイラーの場合

1)悪臭の軽減
2)ハエの発生の抑制
3)消化器官や内臓が健全になる
4)コクシジウムをはじめ病気にかかりにくい
5)出荷率の向上
6)エサの吸収力が高まり、飼料要求率が向上
7)肉質の向上

酪農におけるBMW技術導入により期待される効果

酪農におけるBMW技術導入により
期待される効果

BMWシステムを導入することで、牛の腸内細菌活動を高め、また畜舎内に有用な微生物群をバランス良く生息させます。今までにBMW技術を導入された会員農家の方からの報告によれば期待される効果としては以下のようなものがあげられています。

1)子牛の大腸菌性の下痢など病気の減少
2)悪臭の軽減
3)ハエの発生の抑制
4)乳量が多くなる
5)出産時の事故の減少
6)発情がきちんとくる

耕種農業おけるBMW技術の活用

生物活性水は魔法の水ではなく、メカニズムは最終的には良く分かっていない部分も多いのですが、植物の本来の力を引き出すことで、耕種農業の現場で様々な効果があることがわかっています。

使用方法

・播種前の圃場散布
・種子浸漬(苗を作る場合のみ)
・育苗時の灌水
・葉面散布(病害虫予防)
・栽培中の灌水(追肥の利用を含む)

期待される効果

・発芽、発根の促進
・根張りが良くなる
・葉菜類は葉の厚みが増す
・着果が良くなる
・病害が発生しにくく、広がりにくい
・養分の吸収性が良くなる

インゲン
サツマイモ
ミニトマト
白菜
花付きの良いキュウリ
節間の詰まったキュウリ
育苗の根はり
育苗の根はり比較
稲の根はり

家庭でのBMW技術の利用

私たちの暮らしには、動物(人やペット)がいて、植物(家庭菜園、プランター、鉢)があり、
廃棄物処理(生ごみ、場合によっては排水)が必要であり、畜産・耕種農業の現場で培われてきたBMW技術の応用ができます。

A.飲み水を変える(飲水改善:浄水器)

B.人やペットの臭いを抑制する/排水の臭い消し(生物活性水)

C.家庭菜園での資材(BM堆肥)

D.生ごみの処理(BM菌体)

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